2009年09月25日

暗澹冥濛(あんたんめいもう)

今日の株式相場は、野村證券の5千億円、発行済み株式の30%増にあたる
巨額増資の発表で、
日経平均3百円安。 

野村證券の前回3月の約28百億円の増資の際に、
意図的に株価を下げてファイナンスを成功させたのではと私は感じたが、
やはりその通りだったようだ。(そのブログは以下から)http://boostasset.seesaa.net/archives/20090526-1.html 

おそらくこの増資も、前回の購入者を中心に営業をかけて売り切るとして、
その後の野村の株価が低迷すると、次を目論む他社の大型増資は凍結されてしまうだろう。
リーマンショックで傷ついた金融、製造業などの自己資金調達がままならないと、
経済が更に落ち込む危険が出てくる。

また象徴的な話が、ナショナルフラッグ、日本航空の再建策(公的資金を入れる産業再生法)を国土交通省が否定し、分割案まで出る状況。
西松社長は「経営の拡大路線は楽だが縮小はきつい」と、切ない本音を吐露している。 

またキャラクターが好きな亀井静香金融担当大臣が、
借金の返済猶予を3年間も猶予するという、
強力な金融政策をブチ上げた。

国内の銀行は年間3兆円ぐらいの利ザヤを失うので、「殿がご乱心〜!」と狂わんばかりだが、
この背景には本当に厳しい経済事情(日本に限らず米国など)が隠されているような
気がしてならない。 

今さら、亀ちゃんが功名心でこんなことを言い出すとは考えられないし、
今日のこれらの経済記事が、どうも暗澹冥濛とした気分にさせる。


posted by Terry at 18:15| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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