2008年09月24日

turnover〜攻守交代〜

「三菱UFJが、米証券会社二位のモルガンに9千億円の出資。」
「野村證券が、経営破錠した同四位リーマンのアジア部門を230億円で買収し、
さらに欧州・中東部門も数百億円規模で買収見込み。」 

その前にも、「みずほが同三位のメリルリンチに1千億円。」
「三井住友銀行が英銀のバークレイズに1千億円程度出資の見込み。」

日本のバブル崩壊後、さんざん好き勝手に欧米金融機関に、
日本中を買い漁られた恨みを晴らすがごとき買収のニュースに、
溜飲が下がる。!(^^)! 

我々は、バブル後の教訓を今こそ活かしているのだ。
地味〜に経営し、手元資金を溜めていた日本の金融機関のチャンスだ。 

特に、野村證券は金融再編に取り残され、すっかり存在感が薄れていたが、
海外戦略上、リーマンの本国以外の重要拠点を、
たった二百億ちょっとで購入できるのだから、riskが少ないdealです。 

しかし、三菱UFJの9千億円は野村の出資額と較べると、多額過ぎます。
同畔柳頭取は「証券部門強化に千載一遇の機会」と、3日で決断したそうです。

ここで私は嫌な予感がしてきたのです。 

先日、公的資金で救済されることとなった米住宅公社2社が発行する関連債券を
三菱UFJ3.3兆円も保有しています。 

やっと溜めた日本の金融機関の手元資金に、米国政府が目を付け、
『出資(9千億円)しないなら、米住宅公社の債券(3.3兆円)を吹っ飛ばす!!』
と脅したのではないかと想像したわけです。 

経済フィクションの読みすぎ(実際はそうでもない)か、
私の勘ぐりすぎならいいのですが、
これ以上損失が無い、野村證券のリーマン買収と比べ、
下手をすればこれ以上損失が膨らんだり、いずれ融資枠を求められる可能性が残る、
三菱UFJの素早い決断のモルガンへの出資が心配です。


PS. ヘトヘトのHくん、この心配はどう?   仕事忙しくなりそうだね。
後ろ足で砂かけたヤツ等が、いっぱい帰ってくるのかな?


 



posted by Terry at 17:31| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
単一文化の会社に異文化が入ってくるだけで大変なんでしょうね。
Posted by Pascal at 2008年09月25日 17:31
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