2008年10月15日

みんなと渡ったから...

月曜日に米国株式市場が大幅高したら、
翌日の日経平均は1171円高で史上最大の上昇率。
昨夜の米国株式市場が小幅に下げると、今日の日経平均は100円安。

ここ数週間、英国を初め欧州市場もまったく同じような値動き。
新興国の中国、ロシア、インドも値幅こそ違え、トレンドはまったく同じ。
 

昨年ぐらいから「デカップリング論」という、
米国がいずれ悪くなっても、中国、ロシア、インド、中東は高成長を続け、
世界経済は循環しながら成長するという説を聞いた。
 

しかし、どうもお金は世界を毎日グルグル回っているので、
「切り離す」という意味のDecouplingにはなっていないようでした。
回復するのは、そういう国が早そうですが 

今回、米国が破綻することは、遅かれ早かれみんなわかっていました。
逃げる準備をしていても、決して先には逃げられない。
先に逃げてしまえば、他の投資家よりも大きな利益を得る機会を逸失しまうからです。
 

これでは、運用を任されているファンドマネージャーは、すぐ首です。
ライバルもやられていれば、マーケットのせいに出来ますから、
大損してもクライアントに言い訳できます。
 

気を利かせて、「そろそろ手仕舞っておきますか?」などといったら、
金融の世界で生きていけません。 

だから、バブルはメいっぱい膨らみ、同時に爆発します。
皆、同じ行動をするのです。(みんなで渡れば怖くないのです。) 

資本主義は、開拓できるフロンティアが残っているうちは成長できます。
それが、先の新興国だとすると、膨張の限界が見えてきました。 

いつまで、チキンレースを続けるか。
みんなと手をつないで、川を渡るのか。
弱虫の誹りを受けても、このゲームを降りるのか。

あなたは、どっち?


posted by Terry at 16:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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