2009年01月29日

ヤジ将軍

野村證券は今期6千億円の赤字とのこと。
自己資本の3割以上を毀損することになった。 

私が入社したときは、「全社員が10年寝ていても給与を払える内部留保がある。」
と上司に言われ頼もしく感じた。 

ありえはしないが、この赤字が3年続けば倒産になる。
 

赤字よりなにより、決算発表で財務担当が記者から、
「リーマンブラザーズの買収効果は上がっているのか?」との質問に、
しどろもどろながら「徐々に上がりつつある。」と苦しい返事。 

そりゃ、企業買収の専門会社が自分の買収案件で成功しなかったら、
面目丸潰れだ。 

しかし、リーマン社員と野村の社員は本当にうまくいくのか。
平均年収で34倍の差があり、この深刻な状況でも
リーマンの社員の年収は2年間保証されているらしい。 

倒産前のリーマンは30倍のレバレッジを効かせたビジネスをやっており、
チキンレースで先頭を切っていた。 

野村の社員は普通のバカラテーブルでギャンブルを張っていたが、
リーマンは「大バカラ」のテーブルではしゃぎまくっていたようなもの。
しかし、ゲームの内容やルールに差は無かった。 

それともうひとつ、野村證券のリーマン買収がダブって見えるのは、
野球のジャイアンツだ。 

他のチームの高年俸の4番バッターばかりをフリーエージェントで集め、
結局、大振りの長距離砲ばかりでチームは機能せず、
思ったほどの成績は残せなかった。
さらに、生え抜きの若手選手は、やる気が出ずに育たない。 

もともと、野村證券は運用も不動産投資も、殆どが海外部門でスッてきた。
国内で、投信や外債をシコシコ売って儲けてきた金を、
海外でどばっと吐き出す。

もうそろそろ、グローバルスタンダードなんていわず、
domesticなスタイルに変えてはどうなのか? 

昔は、「GNN戦略」とかいって、
中身は「G:義理、N:人情、N:浪花節」と笑っちゃうカルチャーがあったのに。 

いつからか「sophisticateされた株屋」を目指そうとしてからオカシクなった。
 

現在、課長職以上の世代は、ノルマ證券とかヘトヘト證券とかいわれていた時代の
生え抜きなのだから、「あのころは良かった。」なんてなるんじゃないかな。 

野村応援団のヤジ将軍みたいな感じだが、あの胸の社章がまた輝いて欲しいな。
 

ボーナス減っても、がんばれよ〜。
零細企業のオヤジはまもなく、給与返上ですから。


posted by Terry at 11:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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