2009年06月17日

滞納保証会社

米国のサブプライムローン問題は、
低所得者向けの住宅ローンが焦げ付いたことから発生しましたが、
日本でも「ゆとりローン」だとか、当初返済金利が低く設定されていて、
ある時期に返済金が増額されるローンがあり、これが問題化しています。 

今月は通常ボーナス月ですが、そのボーナスを当て込んでの住宅ローン返済が、
滞ることが多く発生するといわれています。 

住宅の任意売却がここ数カ月急増しているのも、その表れです。

 リストラ、賃金カット、ボーナス支給ゼロ、という状況で、
住宅ローンだけでなく、賃借料の不払いの滞納率も増加しています。 

昨年、倒産した家賃滞納保証会社最大手のリプラスをはじめ、
滞納保証会社が滞納率の上昇に伴い、
代位弁済(借地人に代わって、大家に賃料を支払う)が増えて、
急速に経営を圧迫しています。 

最近ニュースなどで、この滞納保証会社の取り立ての強引さが取りざたされていますが、
親会社の多くは貸金業者で、
そのうえ、取り立てに貸金業法のような規制がないので、
夜中でも取り立てが出来て、強引さに拍車が掛っています。 

現実に大家さんも、連帯保証人を入居者にたててもらうよりも、
いざという時に、手間がかからないので、この滞納保証会社を利用しますが、
連帯保証人をたてられない借家人が多いことが、現在の問題です。 

それにしても、借家人が自ら支払った保証料(月家賃の約4割)で、
追い出し屋(滞納保証会社)から、
生活状況が苦しい時に、自らが追い出されるという構図は、
どうにかならないのか?
posted by 寺山樹生 at 10:08| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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