2010年12月16日

年の瀬のにほい

父親が無くなり、相続する土地とその評価物の時価評価を依頼されて、
相続人(息子)とその土地めぐりの二日目。 

いろいろご事情も伺うが、本当に十人十色の事情があります。
まぁ、詳しくは控えると致しまして 

昨日は酉の市で、JR川口駅前から川口神社まで出店が並んでいました。 

酉の市.jpg

それでも、今年は出店の数が減ったそうで、景気の影響でしょうね。

大明神」の、沽券に関わると思うけど、致し方ないな。 

大明神の御利益を超えていちゃあ、諦めもつくということで
posted by Terry at 22:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

たわけもの!

たわけものっ! 

助さん、角さんがいよいよクライマックスで、水戸黄門の登場を演出する言葉で思い出します。
 

この「たわけもの」は「田分け」と書き、馬鹿者とかふざけたヤツの意味で使われる。

その語源は、お百姓さんが田畑を継承するのに、子供の人数で田畑を分けると、孫の代、ひ孫の代へ受け継がれるうちに、それぞれの持つ面積は狭くって、収穫量が落ちていずれ家系が衰退してしまう。

そういう様は愚か者のすることということらしい。
 

武士は嫡子単独相続、長男がすべてを相続する方法をとっていたので、その当時のお上が分地制限令を出して、年貢、米の収穫量を落とさないことからきたかもしれません。
 

相続税自体、世界中で存在する国は少ないです。ヨーロッパで貴族やお城が残っているのはそのせいです。
 

日本は戦後GHQにより、財閥解体で突出した資産家を排除し、農地解放で農地を細分化し農業を産業とさせず家業に留まらせる政策を取り、相続税でその効果を継続させられました。
 

現在の感覚では、相続を受ける家族は均分相続が望ましいはずです。
 

相続三種の神器は、「長男」「親の面倒」「家業・家督継承」ですが、これらの事情が絡み合い、法律で取り決められる平等の相続について争続が起こってしまうのです。
 

地主さんに「保」、たもつという字を使う人も多いそうですが、田を持つ、土地を維持するという先祖の意志が込められているからでしょうか?
posted by Terry at 09:28| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

盆栽美術館

さいたま市(旧大宮市)に、盆栽町という場所があり、今では12軒程の盆栽業者が集まり、古くから全国有数の盆栽の郷になっている。 

盆栽自体は年配者の趣味というイメージがあるが、欧州、特にフランスでは「BONSAI」として人気があり、もしかすると取引量は国内のそれ以上の印象である。 

知人で、日本食材をフランスに輸出している方は、私の顔を見るたびに「フランスで盆栽のビジネスをしよう」と誘いかける。 

私が植木屋といっても、盆栽というビジネスの領域とは離れているのでお断りしているのだが、なかなかご理解いただけ無いでいる。 

最近は、若い女性にも盆栽感覚商品の人気があり、癒し効果も期待されているのだろう。 

実は、盆栽町があるさいたま市が、2009年完成予定で盆栽美術館を建設計画している。 

そのなかに展示する盆栽を、5億円で購入しようと市長が議会提案していたから、市民は「福祉のお金が足りないのに、盆栽にゴッ五億円なんて!」(@_@) と怒っているのですが、
相川市長は信念の人?だから突っぱねて推進しています。 

「購入する盆栽(5百点以上)を鑑定にだしたら、総額20億円以上になり割安な買い物だ」と市民を納得させるコメントをしています。 

正直、福祉も気がかりですが、文化を残すというのは時の権力者の我がままで造られますから、どちらを優先したらともいえないので、結果は後世の人に判断してもらいましょう。 

それでまだ続きがありまして、この盆栽の所有者の明光商会創業者の高木さんが、今月3日に亡くなってしまったのです。(私も偶然に著書を読ませていただきました。ご冥福をお祈りいたします。) 

さいたま市は6月の定例市議会で購入費の予算提案をすることになっていたのですが、これで見送りになってしまいました。市側は相続問題で、多少時間が掛かるが建設に影響はないとコメントしています。

ところで、高木氏は盆栽の名品の散逸を恐れて、一括管理できる県に破格値の5億円で譲渡を提示していた(正式契約はまだ)そうだが、税金で購入するために鑑定人に評価させていた20億円の評価はどうなるんだろう。

国税庁が20億円で評価したとすると、残された遺族は相続税をおよそこの盆栽だけで10億円を納税しなければならず、その後、約束どおり20億円と評価された盆栽を5億円でさいたま市に、お譲りいただけるのだろうか? 

もしかして、タダでいただけることになったりして……………….
posted by Terry at 10:20| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

ビル・ゲイツ

昨夜は、弊社の顧問税理士と決算の打合せと会食。 

話の中で、身寄りの無い高齢の女性の財産の処分について相談を受けているとのこと。

かなりの預金をお持ちなのでしかるべき時に備え、高齢だけれどもお元気でいらっしゃる今のうちに、しっかりとした老人ホームへの入居を勧めたが、ご本人からはお断りされたらしい。 

しかし、身寄りが無く、当然相続人も居ないため事業理念の高い老人施設へ、今後分割して寄付をすることを勧めてみるそうだ。 

今朝のニュースで、94歳の老人から成年後見人制度を悪用しお金を騙し取った事件があったが、同様に身寄りの無い老人が、人には相談できずに悩まれていらっしゃるのかもしれない。 

話は変わるが、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは、夫婦で運営する「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の活動を中心とした生活を来年から送る。

また、その財団には昨年、ビル・ゲイツの次、世界第2の資産家ウォーレン・バフェットが、私財310億ドル(36000億円)を同財団に寄付し話題を呼んだ。 

これで、「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の規模は600億ドルを超えて、ちょっとした国家予算並みになってしまった。 

報道の多くはこの行為を課税回避対策だと伝えていたが、以前ウォーレン・バフェットは著書の中で「親族による資産や経営の継承は、機会平等や競争力を弱める。」といっていた。 

想像するに、「富の蓄積」を終えた彼らは「富の配分」の行方に思考が働いてしまい、従来の納税後の米国や財務省による分配方法に疑念を抱き、自らの手でその富の配分を適切に行うことが効果的だと判断したのではないだろうか。 

国家予算を超える資金の配分には、かなりの情報収集能力や国家を超えるマネジメント能力が必要だけれども、その能力は疑う余地が無い。

振り返ってみて、日本の政治や地方自治体の運営を見ると「だいじょうぶかいな。」と突っ込みをいれたくなる事件ばかりですので、せめてコツコツ貯めて残った財産があったら、真っ当な使い道を遺言に残しとこうと思いません?
posted by Terry at 15:45| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

節税対策

生命保険会社が薦める節税商品として「逓増定期保険」というものがあります。

これまで「逓増定期保険」は、支払保険料が3,000万であれば全額損金処理ができ、一定の時期に解約返礼金が支払われることで、利益の繰り延べ商品として普及していました。 

しかし、3月末に国税庁から生命保険協会に「法人契約等の逓増定期保険の税務取扱いについて見直しを検討している。」との連絡がありました。 

現時点での見通しは、損金額が支払い保険料の1/2から最悪1/4にまで引き下げられるようです。 

もともとは、平成8年に一定の保険期間と年齢を要件にして、損金算入額を制限したのですが、保険会社がこれらの要件に係らない商品を設計し、全額損金処理できる商品を販売したものです。 

結果としては節税効果が落ちるだけと割り切れば済む話ですが、ここに保険を契約するときの問題点があります。 

保険加入時の契約書には、「今後も税制の変更の可能性があることについての十分な説明を受け、それについては了解しました」という確認書に記名、捺印をさせられますし、また、「実際の経理処理は、税務当局又は顧問税理士に確認してください」というものも付記されています。 

脱税では無いが、税法の主旨から外れた脱法行為に近い商品であるので、結果責任を免れる文章を契約に盛り込んでいるのです。 

ですから、我々がその商品性や税法の取扱いまで、注意を払わねば自己責任は免れなくなっていることに矛盾を感じます。 

節税や相続税対策などを目的とした同様なスキームは、
ダイエーの中内社長が持株会社を使って、株価圧縮を行い相続税評価を下げたこと、
航空機の償却年数を利用した特別目的会社の利益繰り延べ(レバレジッド・リース)、
武富士の武井社長が実行した贈与資産を支払う側、貰う側の課税方法の異国間の税法の違いを利用した相続税対策(これは結局1300億円の課税を求められています。)

などいろいろありますが、節税策を行いすぎると結局、会社を守ることや事業承継などの本来の目的さえも達成できないことになりかねません。 

策士、策におぼれることにならないように注意しましょう。
posted by Terry at 20:00| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 相続 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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