昨日の続き。
通訳のホテルスタッフに連れられ、ヒーラーの処へ伺ってみると、そこは屋根だけがあるコンクリートのやぐらで、欧米人らしき二人ずれと、痩せこけたヒーラーとおぼしき爺さんと弟子3名がおりました。
私は早速、正座するヒーラーの膝を枕に寝かされ、頭から何やら触診をはじめられました。通訳のスタッフによると、頭や心臓は悪いところが無いが肝臓と腎臓の間に以前しこりがあったとのこと(この部分は、後日PET,MRI,CT検査の人間ドッグで腫瘍が消えた後があると指摘された)
その後、右足付け根と足先の血流が悪くなっていると診察した後、ヒーラーが何やらその弟子に話しかけ、その弟子は裏庭から、木の葉数枚と木の実らしきものを取ってきて、それをヒーラーに渡しました。
ヒーラーは丼ほどの石臼でそ
れを潰し、そこに水らしき液体を混ぜ合わせ、おもむろにその液体を口に含んだと思いきや、私の右足めがけて「ブーッ!!」と吹きかけたのです。
そして、患部を手で擦ってくれ後は、私に立ち上がって地団駄を踏めというのです。
それまでは右足に靴下さえ履けない程の激痛であったにもかかわらず、恐る恐る「タン、タン」と床を蹴ると痛みはかなり緩和されているのです。
これには、本当にビックリ!! 帰りにその擂り合わせた薬の残りを貰い、自分で入浴後患部に塗るようにとの指示。(写真は薬を塗った私の右足。ターメリックの香がした。)
これで、翌日には痛みは一切消え、その後痛風の症状は出ていません。
帰国してから、この話はだれも信じてもらえないだろうと、限られた人にしか話をしていませんでした。しかし、この奇跡的な話にやけに喰いついてきたのは、サーファーで美容師のIさんでした。「いや〜絶対あるんですよ。あそこには・・・・。」
バリ島では、急峻な土地を利用した美しいライステラス(棚田)が、多くの絵画の風景として見受けられる。このような水田耕作は村人が共同作業で行われることが多く、その思想を表すのがgotong royong(ゴトン・ロヨン 相互扶助、自発的な助け合い)である。
田んぼや畑作業に欠かせない「牛」を神聖な動物として崇め、決して効率的、必要以上な生産を行わず、生活の基盤が助け合いを基にする思想は素晴らしい。(いい田植え機を紹介しようとした私はちょっと恥ずかしくなった。)

posted by 寺山樹生 at 21:32| 埼玉

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